朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

エペソ人への手紙  解説2

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パウロが,獄中で書いた手紙です。

ローマ書の要約,

または,

ローマ書の内容を,

発展させたとも思えます。


ポイントとなる言葉を選び,

短い説明をしました。

 

 

 
 
 
パウロはエペソで3年宣教しました。
 
(使徒20:31)
 
 
パウロは,エペソの指導者と
 
特別な思いをもって別れました。
 
(使徒20:17-38)
 
 
その後パウロはローマで囚人となります。
 
その時,この手紙を書きます。

 

 

パウロが,

エペソの教会と連絡を取るため,

(エペソ6:2)

また,パウロが執り成しの祈りを
 
請うために書いています。
 
(エペソ6:19)



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神の御子

 

(エペソ 1:5,6)

「神は,みむねとみこころのままに,

私たちをイエス・キリストによって

ご自分の子にしようと,

愛をもって

あらかじめ定めておられました。

それは,神がその愛する方にあって

私たちに与えてくださった恵みの栄光が,

ほめたたえられるためです。」



イエス・キリストは,

生まれながらの,神の子です。


わたしたちは,

イエス・キリストを信じることによって

神の子となります。



エペソ1章は,

使徒信条(※)と同じ内容のようです。

 

 

 
 
血によるあがない, 罪過のゆるし
 
 
(エペソ1:7)
 
「わたしたちは,御子にあって,
 
神の豊かな恵みのゆえに,
 
その血によるあがない,
 
すなわち,
 
罪過のゆるしを受けたのである。」

 

(エペソ1:7 フランシスコ会訳)
 
「この愛する御子に
 
結ばれたわたしたちは,
 
その流された血によってあがなわれ,
 
罪の赦しを得ているのです。
 
これは神の豊かな恵みのおかげです。」
 
 

 
 
 
聖霊の証印

 

(エペソ1:13)

「あなたがたもまた,
 
キリストにあって,
 
真理の言葉,すなわち,
 
あなたがたの救の福音を聞き,
 
また,彼を信じた結果,
 
約束された聖霊の証印を
 
おされたのである。 」

 

イエス・キリストを信じる者は,

あがなわれ(贖われ)罪が赦されました。

そして,聖霊を受けます。

 

この手紙を受けたエペソの信徒は,

異言を伴う聖霊のバプテスマを

受けていたと思われます。

 
 
 
 
 
復活, 神の右の座
 
 
(エペソ1:20,21)
 
「神はその力を
 
キリストのうちに働かせて,
 
彼を死人の中からよみがえらせ,
 
天上においてご自分の右に座せしめ,
 
彼を,すべての支配,
 
権威,権力,権勢の上におき,
 
また、この世ばかりでなく
 
きたるべき世においても唱えられる,
 
あらゆる名の上におかれたのである。」 

 

イエス・キリストは,
 
十字架にかかり死にましたが,
 
復活します。
 
 
そして今,
 
イエス・キリストは
 
「神の右の座」にいます,
 
 
「この世」においても,
 
「きたるべき世」(天国)においても,
 
イエス・キリストは,
 
すべての支配,権威,権力,
 
権勢を持っています。
 
 
 
 
 
 
天上の座
 
 
(エペソ2:6)
 
「キリスト・イエスにあって,
 
共によみがえらせ,
 
共に天上で座につかせて
 
下さったのである。」
 
 
 
イエス・キリストを信じる者も,
 
共にあって,恵みを受けます。
 
 


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信仰による救い


(エペソ2:8)

「あなたがたは,

恵みのゆえに,

信仰によって救われたのです。

それは,自分自身から出たことではなく,

神からの賜物です。」



わたしたちは,神によって造られました。

(エペソ2:9)

しかし,わたしたちは罪を犯しました。

この罪のためにイエス・キリストは

死んでくださいました。

(エペソ2:4)

そして,このイエスを信じる者は,

救われるのです。

 

 

 

 

 

4つの法則

 

(エペソ2:1-9)

「あなたがたは自分の罪過と罪との中に

死んでいた者であって,

そのころは,

それらの罪の中にあって

この世の流れに従い,

空中の権威を持つ支配者として

今も不従順の子らの中に

働いている霊に従って,

歩んでいました。

私たちもみな,

かつては不従順の子らの中にあって,

自分の肉の欲の中に生き,

肉と心の望むままを行い,

ほかの人たちと同じように,

生まれながら

御怒りを受けるべき子らでした。

しかし,あわれみ豊かな神は,

私たちを愛してくださった

その大きな愛のゆえに,

罪過の中に死んでいた

この私たちをキリストとともに生かし,

──あなたがたが救われたのは,

ただ恵みによるのです──

キリスト・イエスにおいて,

ともによみがえらせ,

ともに天の所に

すわらせてくださいました。

それは,あとに来る世々において,

このすぐれて豊かな御恵みを,

キリスト・イエスにおいて

私たちに賜る慈愛によって

明らかにお示しになるためでした。

あなたがたは,恵みのゆえに,

信仰によって救われたのです。

それは,自分自身から出たことではなく,

神からの賜物です。

行いによるのではありません。

だれも誇ることのないためです。」

 


エペソ2:1-9のこの箇所は,

いわゆる「4つの法則」と同じものです。

 

「4つの法則」とは

1.私たちは神によって,

  正しく作られました。

2.最初の人アダムが罪を犯したため,

  人は罪人となりました。

3.イエス・キリストが罪人の

  身代わりとなりました。

4.イエス・キリストを信じる者は

  罪が赦され,義とされます。


エペソ1章の要約といえます。




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共に天上で座につく
 
 
(エペソ2:4-6口語訳)
 
「しかるに,あわれみに富む神は,
 
わたしたちを愛して下さった
 
その大きな愛をもって, 
 
罪過によって死んでいたわたしたちを,
 
キリストと共に生かし
 
―あなたがたの救われたのは,
 
恵みによるのである― 
 
キリスト・イエスにあって,
 
共によみがえらせ,
 
共に天上で座に
 
つかせて下さったのである。」
 
 
 
イエス・キリストを信じる者は,
 
イエス・キリストによって,
 
罪が清算され,
 
悪魔の力から開放されます。
 
 
そして,わたしたちは,
 
霊においては
 
キリストと共に復活します。
 
 
そして,キリストと共に
 
神の御座の右に座るのです。
 
 
わたしたちは,
 
キリストとの深い交わりによって,
 
復活,昇天の後,
 
父の神の右の座にいる
 
キリストの状態に
 
すでにあずかっています。
 
 
 

 


ユダヤ人と異邦人


(エペソ2:15,16)

「ご自分の肉において,

敵意を廃棄された方です。

敵意とは,

さまざまの規定から成り立っている

戒めの律法なのです。

このことは,

二つのものをご自身において

新しいひとりの人に造り上げて,

平和を実現するためであり,

また,両者を一つのからだとして,

十字架によって

神と和解させるためなのです。

敵意は十字架によって

葬り去られました。」




イエス・キリストは,

選ばれた民であるユダヤ人と

異邦人(ユダヤ人以外の人)

を一つとしてくださいます。


イエス・キリストを信じることによって,

共に神の民,

神の子とされるからです。

 

神との和解は,

ユダヤ人キリスト者と異邦人キリスト者

の和解になります。

 


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内なるキリスト

 

(エペソ3:17a)

「キリストが,

あなたがたの信仰によって,

あなたがたの心のうちに

住んでいてくださいますように。」



これは,パウロの祈りです。

イエス・キリストを信じる者の

心の内には,

イエス・キリストが住んでくださいます。

 

 

 

 

 

 

 

キリストの愛

 

(エペソ3:17bー21)

 

「愛に根ざし,

愛に基礎を置いているあなたがたが,

すべての聖徒とともに,

その広さ,長さ,高さ,深さが

どれほどであるかを

理解する力を持つようになり,

人知をはるかに越えたキリストの愛を

知ることができますように。

こうして,

神ご自身の満ち満ちたさまにまで,

あなたがたが満たされますように。

どうか,私たちのうちに働く力によって,

私たちの願うところ,

思うところのすべてを越えて

豊かに施すことのできる方に,

教会により,

またキリスト・イエスにより,

栄光が,世々にわたって,

とこしえまでありますように。

アーメン。」

 

わたしたちが,

キリストの愛に満たされるようにと,

パウロは祈っています。




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新しい人


(エペソ4:24)

「真理に基づく義と聖をもって

神にかたどり造り出された,

新しい人を身に着るべきことでした。」



イエス・キリストを信じる者は,

古い生き方を捨てて,

新しく生きています。

 

(創世記1:26)

「 神は仰せられた。

『さあ人を造ろう。

われわれのかたちとして,

われわれに似せて。

彼らが,海の魚,空の鳥,

家畜,地のすべてのもの,

地をはうすべてのものを

支配するように。』」

 

はじめに造られた人は,

罪によって堕落しました。

 

しかし,イエス・キリストは,

義と聖にみちた方です。

 

わたしたちは,

イエス・キリストを信じることによって,

このイエス・キリストを身に着て,

一つなることができます。

 

 

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聖霊に満たされなさい
 
 
(エペソ5:18b,19)
 
 
「御霊に満たされて, 

 詩とさんびと霊の歌とをもって

語り合い,

主にむかって心からさんびの歌を

うたいなさい。」

 

イエス・キリストを信じる者に,
 
御霊(聖霊)に満たされなさい,
 
と言います。

 

 


家族

 

(エペソ5:24)

「教会がキリストに従うように,

妻も,すべてのことにおいて,

夫に従うべきです。」



パウロは家族のあり方を教えます。

妻は夫に従い,

子は両親に従うというものです。


家族の関係は,

キリストと信徒の関係が対応します。

(5:22,23)

 

 

(エペソ6:1)

「子どもたちよ。

主にあって両親に従いなさい。

これは正しいことだからです。」


 


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悪魔に立ち向かう

(エペソ6:11)

「悪魔の策略に対して

立ち向かうことができるために,

神のすべての武具を身に着けなさい。」



信仰によって,

悪魔に打ち勝つようにといいます。

 


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2015.11.22

 


 

使徒信条

 我は天地の造り主,

全能の父なる神を信ず。

我はその独り子,

我らの主,イエス・キリストを信ず。

主は聖霊によりてやどり,

おとめマリヤより生まれ,

ポンテオ・ピラトのもとに苦しみを受け,

十字架につけられ,

死にて葬られ,陰府にくだり,

三日目に死人の内よりよみがえり,

天にのぼり,

全能の父なる神の右に座したまえり。

かしこよりきたりて生ける者と

死にたる者とを審きたまわん。

我は聖霊を信ず,聖なる公同の教会,

聖徒の交わり,罪のゆるし,

からだのよみがえり,

とこしえの命を信ず。

アーメン

 

 

 

 

 

2019-09-11