
「イエス・キリストの昇天」
作:レンブラント
○
昇天
(ルカ24:50-53)
「それから,
イエスは彼らを
ベタニヤの近くまで連れて行き,
手をあげて彼らを祝福された。
祝福しておられるうちに,
彼らを離れて,天にあげられた。
彼らはイエスを拝し,
非常な喜びをもってエルサレムに帰り,
絶えず宮にいて,
神をほめたたえていた。」
イエス・キリストは復活し,
弟子たちに現れ(顕現),
天に昇ります(昇天)します。
イエス・キリストの昇天は,
弟子たちにとっては
イエスとの別離でした。
弟子たちは喜びに満たされ,
神をほめたたえます。
そして,使徒行伝へとつながり,
聖霊の降臨(ペンテコステ)が続きます。
イエス・キリストは天に昇り,
「神の右の座」についています。
「神の右の座」は,
神と同じ権限を持つということです。
天とは,高いところではありません。
天は,
わたしたちから離れたところでなく,
私たちと共にあるところです。
イエス・キリストは,
わたしたちの心の中ににいまいます。
(マタイ28:20)
「あなたがたに命じておいた
いっさいのことを守るように教えよ。
見よ,わたしは世の終りまで,
いつもあなたがたと共にいるのである。」
2019-01-12