敵を愛し,迫害する者のために祈れ。
(マタイ5:43,44)
「『自分の隣人を愛し,自分の敵を憎め』
と言われたのを,
あなたがたは聞いています。
しかし,わたしはあなたがたに言います。
自分の敵を愛し,
迫害する者のために祈りなさい。」
隣人に対する考えを
イエス・キリストが教えています。
イエスは自分の敵さえも愛するようにと,
言います。
それは,人を分け隔てせず,
太陽や雨という恩恵を与える
神の愛に倣うものです。
○
わたしたちは
敵を愛することができませんが、
イエス・キリストを信じ,
罪が赦されるなら
聖霊の導きにより
愛することができるのでしょう。
(マタイ5:45)
「天の父は,
悪い人にも良い人にも太陽を上らせ,
正しい人にも正しくない人にも
雨を降らせてくださるからです。」
取税人のように
自分の利益しか考えない者でも,
自分を愛してくれる者は愛するし,
神を恐れない異邦人でも
自分の仲間にはあいさつをする,
といいます。
限定された愛は特別なことではありません。
神の子とされた者は父なる神に似て,
相手の態度によって自分の態度を変えない
「完全」な愛を持つ者と変えらます。
(マタイ5:43-48)
「『自分の隣人を愛し,自分の敵を憎め』
と言われたのを,
あなたがたは聞いています。
しかし,
わたしはあなたがたに言います。
自分の敵を愛し,
迫害する者のために祈りなさい。
それでこそ,
天におられるあなたがたの父の
子どもになれるのです。
天の父は,
悪い人にも良い人にも太陽を上らせ,
正しい人にも正しくない人にも
雨を降らせてくださるからです。
自分を愛してくれる者を
愛したからといって,
何の報いが受けられるでしょう。
取税人でも,
同じことをしているではありませんか。
また,自分の兄弟にだけ
あいさつしたからといって,
どれだけまさったことをしたのでしょう。
異邦人でも
同じことをするではありませんか。
だから,あなたがたは,
天の父が完全なように,
完全でありなさい。」
2018-12-14