自由にする
(ルカ4:18)
「しいたげられている人々を自由にし」
○
ナザレの会堂で
イザヤ書61章1,2節が朗読されたとき,
イエスは,
「この聖句は,
あなたがたが耳にしたこの日に成就した」
と言います。
神は,わたしたちの恐れを取り除き,
自由にさせてくださいます。
神は,わたしたちに
平安を与えてくださいます。
神は,わたしたちを
強制して自由を与えません。
イエスを信じるときに,
イエスはわたしたちを
自由にしてくださいます。
☆
ガリラヤ,ナザレで伝道
(ルカ4:15-19)
「イエスは,
彼らの会堂で教え,
みなの人にあがめられた。
それから,
イエスはご自分の育ったナザレに行き,
いつものとおり安息日に会堂にはいり,
朗読しようとして立たれた。
すると,
預言者イザヤの書が手渡されたので,
その書を開いて,
こう書いてある所を見つけられた。
『わたしの上に主の御霊がおられる。
主が,
貧しい人々に福音を伝えるようにと,
わたしに油を注がれたのだから。
主はわたしを遣わされた。
捕われ人には赦免を,
盲人には目の開かれることを告げるために。
しいたげられている人々を自由にし,
主の恵みの年を告げ知らせるために。』」

(ルカ4:18-21 口語訳)
「主の御霊がわたしに宿っている。
貧しい人々に福音を宣べ伝えさせるために、
わたしを聖別してくださったからである。
主はわたしをつかわして、
囚人が解放され、
盲人の目が開かれることを告げ知らせ、
打ちひしがれている者に自由を得させ、
主のめぐみの年を告げ知らせるのである」。
イエスは聖書を巻いて係りの者に返し、
席に着かれると、
会堂にいるみんなの者の目が
イエスに注がれた。
そこでイエスは、
「この聖句は、
あなたがたが耳にしたこの日に成就した」
と説きはじめられた。
ここでは
イエス・キリストの働きを宣べています。
ここでの「主」は,父なる神です。
そして,
聖霊(「主の御霊」)が働かれます。

イエスの働き
(ルカ6:17-19)
「そして,
イエスは彼らと一緒に
山を下って平地に立たれたが,
大ぜいの弟子たちや,
ユダヤ全土,エルサレム,
ツロとシドンの海岸地方などからの
大群衆が,
教を聞こうとし,
また病気をなおしてもらおうとして,
そこにきていた。
そして汚れた霊に悩まされている者たちも,
いやされた。
また群衆はイエスにさわろうと努めた。
それは力がイエスの内から出て,
みんなの者を次々にいやしたからである。」
イエスの働きは,教え,病気をなおし,
汚れた霊(悪霊)に
悩まされている者のいやしでした。
このことを成しとげるのが,
十字架と復活でした。
2020-04-28