(詩篇62:1,2)
「私のたましいは黙って,
ただ神を待ち望む。
私の救いは神から来る。
神こそ,わが岩。
わが救い。
わがやぐら。
私は決して,ゆるがされない。」
「御神は城なり」(聖歌233)
「御神は城なり 盾(たて)なり 武器なり
悪に勝たしむる 強き助けなり
歳を経たる 暗きの長(おさ)
秘術尽くし
攻め来(きた)るも などか恐るべき」
☆彡
信頼の歌
詩篇第62篇 (口語訳)
「わが魂はもだしてただ神をまつ。
わが救は神から来る。
神こそわが岩,
わが救,
わが高きやぐらである。
わたしはいたく動かされることはない。
あなたがたは,
いつまで人に押し迫るのか。
あなたがたは皆,
傾いた石がきのように,
揺り動くまがきのように
人を倒そうとするのか。
彼らは人を尊い地位から
落そうとのみはかり,
偽りを喜び,
その口では祝福し,
心のうちではのろうのである。
わが魂はもだしてただ神をまつ。
わが望みは神から来るからである。
神こそわが岩,
わが救,わが高きやぐらである。
わたしは動かされることはない。
わが救とわが誉とは神にある。
神はわが力の岩,
わが避け所である。
民よ,いかなる時にも神に信頼せよ。
そのみ前にあなたがたの心を注ぎ出せ。
神はわれらの避け所である。
低い人はむなしく,
高い人は偽りである。
彼らをはかりにおけば,
彼らは共に息よりも軽い。
あなたがたは,
しえたげにたよってはならない。
かすめ奪うことに,
むなしい望みをおいてはならない。
富の増し加わるとき,
これに心をかけてはならない。
神はひとたび言われた,
わたしはふたたびこれを聞いた,
力は神に属することを。
主よ,
いつくしみもまたあなたに属することを。
あなたは人おのおののわざにしたがって
報いられるからである。」
2015-11-27