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キリスト教,聖書の記事

何度まで赦すべきでしょうか (マタイ18:21)

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(マタイ18:21)

 
「ペテロがみもとに来て言った。
 
『主よ。
 
兄弟が私に対して罪を犯した場合,
 
何度まで赦すべきでしょうか。
 
七度まででしょうか。』」
 
 
 
このペテロの質問に
 
イエス・キリストが
 
答えます。
 
 
 
(マタイ18:22)
 
イエスは彼に言われた,
 
「わたしは七たびまでとは言わない。
 
七たびを七十倍するまでにしなさい。」
 
 
 
わたしたちは
 
イエス・キリストを信じることによって
 
すべての罪が赦されました。
 
 
ですから,わたしたちに罪を犯す者を
 
すべて赦すべきだと言います。
 
 
そして,イエスはたとえを話します。
 
 
 
 
 
☆彡
 
 
「仲間を赦さない家来」のたとえ
 
(マタイ18:21-35)口語訳
 
そのとき,
ペテロがイエスのもとにきて言った,
「主よ,
兄弟がわたしに対して罪を犯した場合,
幾たびゆるさねばなりませんか。
七たびまでですか」。
イエスは彼に言われた,
「わたしは七たびまでとは言わない。
七たびを七十倍するまでにしなさい。
それだから,
天国は王が僕たちと
決算をするようなものだ。
決算が始まると,
一万タラントの負債のある者が,
王のところに連れられてきた。
しかし,返せなかったので,
主人は,その人自身とその妻子と
持ち物全部とを
売って返すように命じた。
そこで,この僕はひれ伏して哀願した,
『どうぞお待ちください。
全部お返しいたしますから』。
僕の主人はあわれに思って,
彼をゆるし,その負債を免じてやった。
その僕が出て行くと,
百デナリを貸している
ひとりの仲間に出会い,
彼をつかまえ,首をしめて
『借金を返せ』と言った。
そこでこの仲間はひれ伏し,
『どうか待ってくれ。返すから』
と言って頼んだ。
しかし承知せずに,
その人をひっぱって行って,
借金を返すまで獄に入れた。
その人の仲間たちは,この様子を見て,
非常に心をいため,
行ってそのことをのこらず主人に話した。
そこでこの主人は彼を呼びつけて言った,
『悪い僕,わたしに願ったからこそ,
あの負債を全部ゆるしてやったのだ。
わたしがあわれんでやったように,
あの仲間をあわれんで
やるべきではなかったか』。
そして主人は立腹して,
負債全部を返してしまうまで,
彼を獄吏に引きわたした。
あなたがためいめいも,
もし心から兄弟をゆるさないならば,
わたしの天の父もまた
あなたがたに対して,
そのようになさるであろう」。
 
 
 
2019.3.31