(イザヤ6:1-3)
「ウジヤ王が死んだ年に,
私は,高くあげられた王座に
座しておられる主を見た。
そのすそは神殿に満ち,
セラフィムがその上に立っていた。
彼らはそれぞれ六つの翼があり,
おのおのその二つで顔をおおい,
二つで両足をおおい,
二つで飛んでおり,
互いに呼びかわして言っていた。
『聖なる,聖なる,聖なる,万軍の主。
その栄光は全地に満つ。』」
「万軍の主」とは,
天地万物を統轄している
神に対する呼称です。
ウジヤ王が死んだ年は,
前740年です。
北王国イスラエルの腐敗が
南王国ユダに激しく浸透しているとき,
イザヤは危機感を覚えます。
そのとき,イザヤに神の幻が示されました。
○
新約聖書のヨハネの福音書には
次のように書いています。
(ヨハネ12:41)
「イザヤがこう言ったのは,
イザヤがイエスの栄光を見たからで,
イエスをさして言ったのである。」
2019-04-23