
(士師15:14)
「サムソンがレヒにきたとき,
ペリシテびとは声をあげて,
彼に近づいた。
その時,
主の霊が激しく彼に臨んだので,
彼の腕にかかっていた綱は
火に焼けた亜麻のようになって,
そのなわめが手から解けて落ちた。」
神が目的をなすとき,
人を選び,聖霊を与えます。
イエス・キリストにも,
公生涯の初めに聖霊が降りました。
(マタイ3:16)
弟子たちにも,ペンテコステの日に
聖霊が与えられました。
(使徒1:8)
○
サムソンの名は
「小さな太陽」の意味です。
ダン族のマノアの子で,
誕生の時からナジル人として
神にささげられました。
彼の一生は
ペリシテ人との戦いでした。
神から力を得て、勝利を得ました。
最後には
デリラの愛に惑わされ
神の力を失われました。
(士師16:4)
「この後,サムソンはソレクの谷にいる
デリラという女を愛した。」
○
彼の死は悲惨でした。
(士師記16:29-31)
「そしてサムソンは,
その家をささえている
二つの中柱の一つを右の手に,
一つを左の手にかかえて,
身をそれに寄せ,
『わたしはペリシテびとと共に死のう』
と言って,
力をこめて身をかがめると,
家はその中にいた君たちと,
すべての民の上に倒れた。
こうしてサムソンが
死ぬときに殺したものは,
生きているときに
殺したものよりも多かった。
やがて彼の身内の人たち
および父の家族の者がみな下ってきて,
彼を引き取り,携え上って,
ゾラとエシタオルの間にある
父マノアの墓に葬った。
サムソンがイスラエルを
さばいたのは二十年であった。」
2020-04-16