
(マルコ15:20)
「 彼らはイエスを嘲弄したあげく,
その紫の衣を脱がせて,
もとの着物をイエスに着せた。
それから,
イエスを十字架につけるために
連れ出した。」
イエスは肉体的な苦痛と,
精神的な苦痛を耐え忍びました。
大祭司官邸において(14:65),
そしてこのピラトの官邸で,
最後に処刑場に(29‐32)
嘲弄行為が続きます。
すでに,むち打たれ,
背中を傷だらけにされたイエスに(15),
紫の衣を着せ,
いばらの冠をかぶらせます。(17)
「ユダヤ人の王さま。ばんざい」(18)
と叫びます。
皇帝にひざまずくように
イエスを拝んで笑い者にします。
その頭を葦の棒でたたき,
顔につばきし,
徹底的にさげすみます。
イエスが予告した通りでした。
(マルコ10:34)
その後,イエスは十字架刑場へと
連れ出されました。
☆彡
兵士たちイエスを侮辱する
(マルコ15:16-20)
「兵士たちはイエスを,
邸宅,すなわち総督官邸の中に連れて行き,
全部隊を呼び集めた。
そしてイエスに紫の衣を着せ,
いばらの冠を編んでかぶらせ,
それから,
『ユダヤ人の王さま。ばんざい』
と叫んであいさつをし始めた。
また,葦の棒でイエスの頭をたたいたり,
つばきをかけたり,
ひざまずいて拝んだりしていた。
彼らはイエスを嘲弄したあげく,
その紫の衣を脱がせて,
もとの着物をイエスに着せた。
それから,
イエスを十字架につけるために
連れ出した。」
2021-03-03