朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

王,エステルに金の杓を伸ばす (エステル5:1-3)

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(エステル5:1-3)口語訳 

 「三日目にエステルは王妃の服を着,

王宮の内庭に入り,

王の広間にむかって立った。

王は王宮の玉座に座して

王宮の入口にむかっていたが,

王妃エステルが庭に立っているのを

見て彼女に恵みを示し,

その手にある金の笏を

エステルの方に伸ばしたので,

エステルは進みよって

その笏の頭にさわった。

 王は彼女に言った,

『王妃エステルよ,

何を求めるのか。

あなたの願いは何か。

国の半ばでもあなたに与えよう』」。

 

王は庭に立っているエステルを見出して

恵みを示します。

 

王は金の笏を差し伸べて,

彼女の命を保証したばかりか,

その願いを優しく聞き届けます。

 

ここにも神という言葉は

語られていませんが,

神が生きて働いておられることを

見出すことができます。

 

この時,エステルもまた

神の導きを覚えていたでしょう。

 

神はエステルを用いて,

イスラエルの民を救います。

 

私たちは王であるキリストに

いつでも会えます。

 

王の金の笏はいつでも

差し出してくださいます。

 

私たちは神に自由に御前に出,

大胆に祈りが捧げられます。

 

神は私たちを

いつも導いてくださいます。

 

 

2022.2.23