永遠の命
(ヨハネ17:1,2 口語訳)
「これらのことを語り終えると,
イエスは天を見あげて言われた,
『父よ,時がきました。
あなたの子が
あなたの栄光をあらわすように,
子の栄光をあらわして下さい。
あなたは,子に賜わったすべての者に,
永遠の命を授けさせるため,
万民を支配する権威を
子にお与えになったのですから。』」
17章は,最後の晩餐における終わりのイエスの祈りです。
「大祭司のいのり」と呼ばれています。
イエス・キリストが十字架にかかる前の祈りです。
イエスは十字架に架かりますが
罪,死,悪魔と病に打ちます。
そして,全人類の救いの源となります。
イエス・キリストの十字架は,
「神の栄光」を現わします。
イエス・キリストは,
「神の栄光」を十字架と復活によって,
あらわさします。
○
信じる者は永遠のいのちを受けうことを祈ります。
(ヨハネ3:16口語訳)
「神はそのひとり子を賜わったほどに,
この世を愛して下さった。
それは御子を信じる者がひとりも滅びないで,
永遠の命を得るためである。」
○
十字架が神の栄光になることを,
パウロは次のように宣べています。
(ピリピ2:8-11口語訳)
「おのれを低くして,死に至るまで,
しかも十字架の死に至るまで従順であられた。
それゆえに,神は彼を高く引き上げ,
すべての名にまさる名を彼に賜わった。
それは,イエスの御名によって,
天上のもの,地上のもの,
地下のものなど,あらゆるものがひざをかがめ,
また,あらゆる舌が,
『イエス・キリストは主である』と告白して,
栄光を父なる神に帰するためである。」