朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

カインの咎 (創世記4:15) 

 
 

創世記4:15 (口語訳)

 
「主はカインに言われた,
 
『いや,そうではない。
 
だれでもカインを殺す者は
 
七倍の復讐を受けるでしょう』。
 
そして主はカインを見付ける者が,
 
だれも彼を打ち殺すことのないように,
 
彼に一つのしるしをつけられた。』」
 
 
 
罪を犯したカインは,
 
神へ叫びます。
 
 
カインは恐怖にさらされました。
 
 
神はカインを守るために
 
カインに「しるし」をつけました。
 
 
 
 
「しるし」は,神の恵みです。
 
「しるし」は,なにかははっきりしませんが,
 
当時の人には,わかっていたようです。
 
 
カインが奇蹟のわざを行って,
 
誰もカインを殺すことのないよう
 
特別な力を与えたと
 
考える人もいます。
 
 
 
☆彡
 
 
 
カインにしるしを与える
 
創世記4:13-16(口語訳)
 
 
「カインは主に言った,
 
『わたしの罰は重くて負いきれません。
 
あなたは,きょう,
 
わたしを地のおもてから追放されました。
 
わたしはあなたを離れて,
 
地上の放浪者とならねばなりません。
 
わたしを見付ける人は
 
だれでもわたしを殺すでしょう』。
 
主はカインに言われた,
 
『いや,そうではない。
 
だれでもカインを殺す者は
 
七倍の復讐を受けるでしょう』。
 
そして主はカインを見付ける者が,
 
だれも彼を打ち殺すことのないように,
 
彼に一つのしるしをつけられた。
 
カインは主の前を去って,
 
エデンの東,ノドの地に住んだ。」
 
 
 
2020-09-21