朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

サウロの回心   (使徒9:3-5)

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サウロの回心

 

(使徒9:3-5)

「ところが,

道を急いでダマスコの近くにきたとき,

突然,天から光がさして,

彼をめぐり照した。

彼は地に倒れたが,

その時

『サウロ,サウロ,

なぜわたしを迫害するのか』と

呼びかける声を聞いた。

そこで彼は

『主よ,あなたは,どなたですか』

と尋ねた。

すると答があった,

『わたしは,

あなたが迫害しているイエスである。

さあ立って,

町にはいって行きなさい。

そうすれば,

そこであなたのなすべき事が

告げられるであろう」。

サウロの同行者たちは

物も言えずに立っていて,

声だけは聞えたが,

だれも見えなかった。」

 

サウロ,のちの名をパウロは,

クリスチャンたちを迫害していました。

 

彼はパリサイ派ユダヤ教徒でした。

 

サウロ自身は,イエス・キリストに

会っていなかったようです。

 

彼には,

イエス・キリストを迫害している意識は,

ありませんでした。

 

彼はただ,

クリスチャンたちを迫害していたと

思っていました。

 

ところが,ダマスコへの途上で

イエス・キリストがサウロに現われ,

「サウロ,サウロ,

なぜわたしを迫害するのか」

と言いました。

 

キリスト者(クリスチャン)たちを

迫害することは,

イエスご自身を迫害することでした。

 

サウロは,このとき初めて,

復活したイエスに会ったのです。

 

続いて次の声がありました。

 

(使徒9:6)

 「さあ立って,町にはいって行きなさい。

そうすれば,そこであなたのなすべき事が

告げられるであろう」。

 

人々はパウロを,ダマスコに連れていきます。

 

そして,サウロは,

目が3日間,見えなくなります。

 

 ○

 

 

(使徒9:17-20)

「そこでアナニヤは,

出かけて行ってその家にはいり,

手をサウロの上において言った,

『兄弟サウロよ,

あなたが来る途中で

現れた主イエスは,

あなたが再び見えるようになるため,

そして聖霊に満たされるために,

わたしをここに

おつかわしになったのです』。

するとたちどころに,

サウロの目から,

うろこのようなものが落ちて,

元どおり見えるようになった。

そこで彼は立ってバプテスマを受け,

また食事をとって元気を取りもどした。

サウロは,

ダマスコにいる弟子たちと共に

数日間を過ごしてから,

ただちに諸会堂で

イエスのことを宣べ伝え,

このイエスこそ

神の子であると説きはじめた。」