朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

人の心は何よりも陰険で(エレミヤ17:9)

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エレミヤ書

(エレミヤ8:22)


「乳香はギルアデにないのか。 

医者はそこにいないのか。 

それなのに,なぜ,

私の民の娘の傷は

いやされなかったのか。」 

 

(エレミヤ17:9)

「人の心は何よりも陰険で,

それは直らない。 

だれが,それを知ることができよう。」 

 

 



 


エレミヤは預言者イザヤの約100年後の

ユダの預言者です。

イザヤはアッシリヤから

エルサレムを救いました。

エルサレムを救おうとする

神の最後の努力は,

エレミヤの預言として現されました。

エレミヤはバビロンからエルサレムを

救おうと試みますが,

失敗します。

 

前626年に預言者の務めに召されました。

20年後の前605年に

エルサレムは一部を破壊され,

前597年にいっそう荒廃させられ,

前586年ついに全焼しました。

エレミヤは王制の終わり,

ユダという国の死の苦悶を経験しました。

 

悲憤な,孤独な人物であり,

希望なく熱狂的に偶像に引かれている

聖都に対する神の最後の訴えをします。

悔い改めさえするならば,

神はバビロンから救ってくださる,

と彼は叫びました。

 

 アッシリヤが150年前に

イザヤの宣教の背景であったように,

バビロンは

エレミヤの活動の背景でした。



エレミヤの生涯は

厳しい40年間を生き抜きました。

 

 

 
 
「ギルアデの乳香」
 
(教会福音讃美歌429) 


ギルアデの乳香
傷をつつみ
かぐわしき乳香
すべて癒す

1、心がくじけ
弱るときも
御霊はともに
いてくださる

ギルアデの乳香
傷をつつみ
かぐわしき乳香
すべて癒す

2、ことばと祈り
注ぎだして
主イェスの愛と
死を歌おう

ギルアデの乳香
傷をつつみ
かぐわしき乳香
すべて癒す

 
 
 

救いはキリストを信じることによります

 

(ローマ10:1-5)

「兄弟たちよ。

わたしの心の願い,

彼らのために神にささげる祈は,

彼らが救われることである。

 わたしは,

彼らが神に対して

熱心であることはあかしするが,

その熱心は

深い知識によるものではない。

なぜなら,彼らは神の義を知らないで,

自分の義を立てようと努め,

神の義に従わなかったからである。

キリストは,

すべて信じる者に義を得させるために,

律法の終りとなられたのである。

 モーセは,律法による義を行う人は,

その義によって生きる,

と書いている。」

 
 

2015-11-01