朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

主はいつくしみ深い (ナホム1:6)

 

(ナホム1:6)

 
「だれがその憤りの前に立ちえよう。

だれがその燃える怒りに耐えられよう。

その憤りは火のように注がれ,

岩も主によって打ち砕かれる。」
 
 
 

(ナホム1:7)

「主はいつくしみ深く,

苦難の日のとりでである。

主に身を避ける者たちを

主は知っておられる。」

 

 
 

ナホムはニネベの滅亡を預言しています。

 
いわゆる小預言者のうち2人である
 
ヨナとナホムが,

アッシリヤ帝国の首都ニネベに対してのみ,

またこれに関してのみ語っています。
 


ヨナは前770年頃,
 
この大きな町に
 
あわれみのメッセージを伝えました。
 

ナホムは120年後(前650年)に,
 
滅亡のメッセージを語りました。
 
 
ゼパニヤはナホムの同時代人でしたが,
 
彼もニネベの滅亡を予告しています。
 
 
さらに,
 
ヨナとナホムの中間に奉仕したイザヤが,
 
アッシリヤ人の陥落を予告しています。

(イザヤ10章)。


2人は共に,
 
神が諸国の民を扱われる方法を
 
説明しています。

 
それは,恵みの日を延ばされますが,
 
最後には罪に対して
 
刑罰を送るというものです。

 

 
 
 
2015-11-01