(1コリント14:1)
「愛を追い求めなさい。
また,霊の賜物を,
ことに預言することを,
熱心に求めなさい。」
聖霊を受けるなら,聖霊の賜物を受けます。
そして,預言の賜物を受けなさいと言います。
知性による5つの言葉を語ることは
願わしいことです。
(1コリント14:19)
「しかし教会では,
一万の言葉を異言で語るよりも,
ほかの人たちをも教えるために,
むしろ五つの言葉を
知性によって語る方が願わしい。」
☆彡
(1コリント14:1-31口語訳)
14:1 愛を追い求めなさい。また,霊の賜物を,ことに預言することを,熱心に求めなさい。
14:2 異言を語る者は,人にむかって語るのではなく,神にむかって語るのである。それはだれにもわからない。彼はただ,霊によって奥義を語っているだけである。
14:3 しかし預言をする者は,人に語ってその徳を高め,彼を励まし,慰めるのである。
14:4 異言を語る者は自分だけの徳を高めるが,預言をする者は教会の徳を高める。
14:5 わたしは実際,あなたがたがひとり残らず異言を語ることを望むが,特に預言をしてもらいたい。教会の徳を高めるように異言を解かない限り,異言を語る者よりも,預言をする者の方がまさっている。
14:6 だから,兄弟たちよ。たといわたしがあなたがたの所に行って異言を語るとしても,啓示か知識か預言か教かを語らなければ,あなたがたに,なんの役に立つだろうか。
14:7 また,笛や立琴のような楽器でも,もしその音に変化がなければ,何を吹いているのか,弾いているのか,どうして知ることができようか。
14:8 また,もしラッパがはっきりした音を出さないなら,だれが戦闘の準備をするだろうか。
14:9 それと同様に,もしあなたがたが異言ではっきりしない言葉を語れば,どうしてその語ることがわかるだろうか。それでは,空にむかって語っていることになる。
14:10 世には多種多様の言葉があるだろうが,意味のないものは一つもない。
14:11 もしその言葉の意味がわからないなら,語っている人にとっては,わたしは異国人であり,語っている人も,わたしにとっては異国人である。
14:12 だから,あなたがたも,霊の賜物を熱心に求めている以上は,教会の徳を高めるために,それを豊かにいただくように励むがよい。
14:13 このようなわけであるから,異言を語る者は,自分でそれを解くことができるように祈りなさい。
14:14 もしわたしが異言をもって祈るなら,わたしの霊は祈るが,知性は実を結ばないからである。
14:15 すると,どうしたらよいのか。わたしは霊で祈ると共に,知性でも祈ろう。霊でさんびを歌うと共に,知性でも歌おう。
14:16 そうでないと,もしあなたが霊で祝福の言葉を唱えても,初心者の席にいる者は,あなたの感謝に対して,どうしてアァメンと言えようか。あなたが何を言っているのか,彼には通じない。
14:17 感謝するのは結構だが,それで,ほかの人の徳を高めることにはならない。
14:18 わたしは,あなたがたのうちのだれよりも多く異言が語れることを,神に感謝する。
14:19 しかし教会では,一万の言葉を異言で語るよりも,ほかの人たちをも教えるために,むしろ五つの言葉を知性によって語る方が願わしい。
14:20 兄弟たちよ。物の考えかたでは,子供となってはいけない。悪事については幼な子となるのはよいが,考えかたでは,おとなとなりなさい。
14:21 律法にこう書いてある,「わたしは,異国の舌と異国のくちびるとで,この民に語るが,それでも,彼らはわたしに耳を傾けない,と主が仰せになる」。
14:22 このように,異言は信者のためではなく未信者のためのしるしであるが,預言は未信者のためではなく信者のためのしるしである。
14:23 もし全教会が一緒に集まって,全員が異言を語っているところに,初心者か不信者かがはいってきたら,彼らはあなたがたが気が変になったと言うだろう。
14:24 しかし,全員が預言をしているところに,不信者か初心者がはいってきたら,彼の良心はみんなの者に責められ,みんなの者にさばかれ,
14:25 その心の秘密があばかれ,その結果,ひれ伏して神を拝み,「まことに,神があなたがたのうちにいます」と告白するに至るであろう。
14:26 すると,兄弟たちよ。どうしたらよいのか。あなたがたが一緒に集まる時,各自はさんびを歌い,教をなし,啓示を告げ,異言を語り,それを解くのであるが,すべては徳を高めるためにすべきである。
14:27 もし異言を語る者があれば,ふたりか,多くて三人の者が,順々に語り,そして,ひとりがそれを解くべきである。
14:28 もし解く者がいない時には,教会では黙っていて,自分に対しまた神に対して語っているべきである。
14:29 預言をする者の場合にも,ふたりか三人かが語り,ほかの者はそれを吟味すべきである。
14:30 しかし,席にいる他の者が啓示を受けた場合には,初めの者は黙るがよい。
14:31 あなたがたは,みんなが学びみんなが勧めを受けるために,ひとりずつ残らず預言をすることができるのだから。
2021-05-17