中風の人のいやし
(マタイ9:5,6)
「『あなたの罪は赦された』
と言うのと,
『起きて歩け』と言うのと,
どちらがやさしいか。
人の子が地上で罪を赦す
権威を持っていることを,
あなたがたに知らせるために。」
こう言って,それから中風の人に,
『起きなさい。
寝床をたたんで,家に帰りなさい』
と言われた。」
イエスは病をいやすためが主ではなく,
人の魂のいやしに来られました。
それは,人の罪をいやすためでした。
(マタイ9:1-8)
イエスは舟に乗って湖を渡り,
自分の町に帰られた。
すると,
人々が中風の人を床に寝かせたままで,
みもとに運んで来た。
イエスは彼らの信仰を見て,
中風の人に,
「子よ。しっかりしなさい。
あなたの罪は赦された」
と言われた。
すると,
律法学者たちは,心の中で,
「この人は神をけがしている」
と言った。
イエスは彼らの心の思いを
知って言われた。
「なぜ,
心の中で悪いことを
考えているのか。
『あなたの罪は赦された』
と言うのと,
『起きて歩け』と言うのと,
どちらがやさしいか。
人の子が地上で罪を
赦す権威を持っていることを,
あなたがたに知らせるために。」
こう言って,
それから中風の人に,
「起きなさい。
寝床をたたんで,家に帰りなさい」
と言われた。
すると,彼は起きて家に帰った。
群衆はそれを見て恐ろしくなり,
こんな権威を人にお与えになった
神をあがめた。