朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

兵士たちの信仰   (マタイ27:54)

 

(マタイ27:54)

「百人隊長および彼といっしょに

イエスの見張りをしていた人々は,

地震やいろいろの出来事を見て,

非常な恐れを感じ,

『この方はまことに神の子であった』

と言った。」

 

百人隊長以下処刑に立ち会った兵士たちが,

信仰の告白をしました。

 

3時間に及ぶ暗闇,

十字架上の叫び,

地震といった事態に彼らは恐れを覚え,

イエスは「まことの神の子であった」

と信じました。

 

 

 

 

イエスの死

 

(マタイ27:45-56)

 さて,十二時から,全地が暗くなって,

三時まで続いた。

 三時ごろ,イエスは大声で,

「エリ,エリ,レマ,サバクタニ」

と叫ばれた。

これは,

「わが神,わが神。

どうしてわたしを

お見捨てになったのですか」

という意味である。

すると,それを聞いて,

そこに立っていた人々のうち,

ある人たちは,

「この人はエリヤを呼んでいる」

と言った。

また,彼らのひとりがすぐ走って行って,

海綿を取り,

それに酸いぶどう酒を含ませて,

葦の棒につけ,

イエスに飲ませようとした。

ほかの者たちは,

「私たちはエリヤが助けに来るか

どうか見ることとしよう」と言った。

そのとき,

イエスはもう一度大声で叫んで,

息を引き取られた。

すると,見よ。

神殿の幕が上から下まで

真っ二つに裂けた。

そして,

地が揺れ動き,岩が裂けた。

また,墓が開いて,

眠っていた多くの聖徒たちの

からだが生き返った。

そして,

イエスの復活の後に墓から出て来て,

聖都に入って多くの人に現れた。

 百人隊長および彼といっしょに

イエスの見張りをしていた人々は,

地震やいろいろの出来事を見て,

非常な恐れを感じ,

「この方はまことに神の子であった」

と言った。

そこには,

遠くからながめている女たちが

たくさんいた。

イエスに仕えて

ガリラヤからついて来た

女たちであった。

その中に,マグダラのマリヤ,

ヤコブとヨセフとの母マリヤ,

ゼベダイの子らの母がいた。