7月25日
神のみわざは見きわめられない
(伝道8:16,17)
「私は一心に知恵を知り,
昼も夜も眠らずに,
地上で行なわれる
人の仕事を見ようとしたとき,
すべては神のみわざで
あることがわかった。
人は日の下で行なわれる
みわざを
見きわめることはできない。
人は労苦して捜し求めても,
見いだすことはない。
知恵ある者が
知っていると思っても,
見きわめることはできない。」
著者すなわち伝道者,ダビデの子のソロモンは「昼も夜も眠らず」一心に「知恵」を探究しました。
そして,観察力をもって「見よう」と努力しました。
その結果著者が発見したことは「すべては神のみわざ」であり,人間はそれを「見きわめることはできない」ということです。
神は無限であり,計画は偉大です。
そして,人間の知識は有限です。
パウロは,次のように言います。
(ローマ11:33)
「ああ,
神の知恵と知識との富は,
何と底知れず深いことでしょう。
そのさばきは,
何と知り尽くしがたく,
その道は,
何と測り知りがたいことでしょう。」