朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

聖書の10の言葉 (2)Minae


 

 



主は心を見る

 

(第1サムエル16:7)


「人は うわべを見るが, 

 

主は心を見る。」


ダビデが王に選ばれたときの言葉です。

 

イエスを信じるわたしたちの心には,

イエス・キリストがいます。


神は,

私たちの心の内にあるイエス・キリストを見,


私たちの着ている

イエス・キリストの義の衣を見てくださいます。



 

 

主は与え,主は取られる

 

(ヨブ1:21)


「主は与え, 主は取られる。 

主の御名は ほむべきかな。」


ヨブに試練が与えられた後に

ヨブの語った言葉です。

主が試みを許した後は,

必ず何か恵みを与えてくださいます。


ヨブはこの信仰を得ることができました。


私たちは,命を取られますが,

主と共にある命を与えてくださいます。





 

自分のくちびるを制する者

 


(箴言10:19) 


「ことば数が多いところには, 

そむきの罪がつきもの。

自分のくちびるを 制する者には 

思慮がある。」



言葉で失敗しているのだということは,

年をとればとるほどわかってくるものです。


わたしたちは人を批判したり,

人生を恨んだりせず,

神と人々に「神は愛である」と

言いたいものです。








主の御手


(イザヤ59:1)

「見よ。 

主の御手が短くて救えないのではない。」


主がイザヤに与えたこの言葉は,

わたしたちにも与えてくださっています。


主は私たちと共にいらっしゃり,

私たちの心にいるからです。


主の御手がわたしたちを

救ってくださるというのです。





ほかの人にも そのようにしなさい

 


(マタイ7:12) 

「何事でも,自分にしてもらいたいことは,

ほかの人にも そのようにしなさい。」


イエス・キリストが

教えてくださった言葉ですが,

なかなか実行できない言葉です。


イエス・キリストの言葉には,

ブレがないです。



 

大きな愛


(ヨハネ15:13)

「人がその友のために

いのちを捨てるという, 

これよりも大きな愛は

誰も持っていません。」


イエス・キリストご自身が

「ぶどうの木のたとえ」の中で

おっしゃいました。


この「人」はイエス・キリストご自身です。


イエス・キリストを信じる者には,

この神の大きな愛を与えてくださいます。


そして,

イエス・キリストにつながるわたしたちも,

イエス・キリストを倣う者と

なるようにおっしゃいます。






パンを裂く

 

(使徒の働き2:42)

 
「そして,

彼らは使徒たちの教えを堅く守り,

交わりをし, 

パンを裂き, 

祈りをしていた。」


イエス・キリストが十字架にかけられ,

復活し,昇天した後,

イエス・キリストを信じる者たちに

約束された聖霊が下りました。


聖霊は,信じる者を助け,

信じる者の間に交わりを与えてくださいます。


この交わりの素晴らしさが,

わたしたちの生きる出発点でも

あるのでしょう。



 


(第2コリント3:18) 

 

主と同じかたち

 

「私たちはみな,

顔のおおいを取りのけられて,

鏡のように 

主の栄光を反映させながら,

栄光から栄光へと, 

主と同じかたちに 

姿を変えられて行きます。」


私たちが「顔のおいいを取りのけられて」,

主の顔を見ることは,最も大きな喜びです。


そして,

「主と同じかたちに姿をかえられて行く」

ことがることが,

主を信じる者の目標です。

そして,主を求めて歩むとき,

主の栄光を反映することが

出来るというのです。



 


ただ恵による


(エペソ2:4,5)

「しかし, あわれみ豊かな神は, 

私たちを愛してくださった 

その大きな愛のゆえに,

罪過の中に死んでいた 

この私たちをキリストとともに生かし,

-あなたがたが救われたのは 

ただ恵によるのです-」



主の愛はあまりにも大きく,

私たちに与えてくださったものも

大きいのです。


神はわたしの魂を生かしてくださいました。


神の恵みは,わたしたちの業によらず,

神から一方的に与えてくださるのです。


神は,無いものから有るものを造り,

子なる神イエス・キリストは死から復活し,

聖霊なる神は

わたしたちを生かしてくださいます。


私たちは,

この恵みを感謝して受けるだけです。



 


思い煩い


(第1ペテロ5:7)
 

 
「あなたがたの思い煩いを, 

いっさい神にゆだねなさい。

神があなたがたのことを

心配してくださるからです。」



神は,

一羽の雀さへ配慮して下さっています。

万事を益にしてくださるこの神に

目を向けて歩みたいものです。





「一羽のすずめ」という,

賛美歌があります。


心くじけて (新聖歌285)

「心くじけて 思い悩み

などて寂しく 空を仰ぐ

主イエスこそ わが真の友

一羽のすずめに 目を注ぎ給う

主はわれさえも 支え給うなり

声高らかに われは歌わん 

一羽のすずめさえ 主は守り給う」






 


(2013.4.27)

Minae