(イザヤ1:18)
「論じ合おうではないか,
と主は言われる。
たとえ,
お前たちの罪が緋のようでも
雪のように白くなることができる。
たとえ,紅のようであっても
羊の毛のようになることができる。」
イザヤに神から与えられた預言です。
イザヤは,
紀元前八世紀のユダ王国で
活動した預言者です。
北方に勢力を伸ばしたアッシリア帝国が,
ユダ王国をはじめ近隣の小国を圧迫し,
緊迫した国際情勢が続きました。
「論じ合おうではないか。」
これが神の呼びかけです。
論じ合うべきはユダの罪であり,
罪の赦しです。
幾重にも塗り込められた緋色の罪を
神はそれを雪のような純白に
変えることができます。
雪の朝,周りの景色が一変します。
そのように神はすべてを
新たに,そして罪のない清いものに
することができます。
罪の赦しこそ,世界の真の新しさです。
2021-10-25