(詩篇121:1)
「私は山に向かって目を上げる。
私の助けは,
どこから来るのだろうか。」
「都上りの歌」,
「巡礼の歌」と呼ばれます。
エルサレムへの祝祭への道中で,
巡礼者がエルサレムの山々が
最初に見えた時に歌いました。
「山に向かい」の山は,
「シオンの山」のことです。
この山の上に
エルサレムの神殿があります。
この賛美は,
エルサレムに住む主の守りの確かさを
讃美しています。
詩篇121:1は
聖歌507で賛美されます。
♪
「私は高い山を」(聖歌507)
1.
私は高い山を見上げる
私を助け給う(たも)お方は
天と地を造り上げて
治(おさ)める御神(みかみ)なのだ
2.
天と地の造り主は あなたが
蹌踉(よろ)めき倒れるのを許さず
微睡(まどろ)むこともせずに
あなたを守られます
3.
あなたを守るものは あなたの
右の手 覆(おお)い守る木陰(こかげ)だ
昼は太陽 夜は月
あなたを損(そこ)なわない
4.
あなたは禍(わざわい)から守られ
意味なく危ない目に遭(あ)わない
あなたの出入(ではい)りには
御神(みかみ)の守りがある
☆彡
(詩編121)口語訳
都もうでの歌
「 わたしは山にむかって目をあげる。
わが助けは、
どこから来るであろうか。
わが助けは、
天と地を造られた主から来る。
主はあなたの
足の動かされるのをゆるされない。
あなたを守る者はまどろむことがない。
見よ、イスラエルを守る者は
まどろむこともなく、眠ることもない。
主はあなたを守る者、
主はあなたの右の手をおおう陰である。
昼は太陽があなたを撃つことなく、
夜は月があなたを撃つことはない。
主はあなたを守って、
すべての災を免れさせ、
またあなたの命を守られる。
主は今からとこしえに至るまで、
あなたの出ると入るとを
守られるであろう。」