朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

皮の衣     (創世記3:21)

 
 
 
 
罪を犯した後アダムとイブは,
 
いちじくの葉で
 
自分の腰を覆います。
 
 
 
 
 
(創世記3:7)
 
「このようにして,
 
ふたりの目は開かれ,
 
それで彼らは自分たちが
 
裸であることを知った。
 
そこで,彼らは,
 
いちじくの葉をつづり合わせて,
 
自分たちの腰のおおいを作った。」
 
 
 
 
神は人の裸を覆うために,
 
いちじくの葉を
 
つづり合せた覆いの代りに,
 
皮の衣を作って人に与えられました。
 
 
 
これは,神の罪人へのあわれみです。
 
 

 

(創世記3:21)
 
「神である主は,
 
アダムとその妻のために,
 
皮の衣を作り,
 
彼らに着せてくださった。」
 
 
 
アダムとイブが
 
罪を犯した後の神のあわれみです。
 
 
ここに,
 
神の人への望みと
 
神の人へのあわれみを
 
見ることが出来ます。
 
 
 
 
 
 
(ガラテヤ3:27)
 
「バプテスマを受けて
 
キリストにつく者とされた
 
あなたがたはみな,
 
キリストをその身に着たのです。」
 
 
 
イエス・キリストを信じるものは,
 
キリストを着ていると
 
パウロは言います。
 
 
これは,
 
パウロの体験にもなりました。
 
 
また,イエスを信じる者が
 
受ける恵みでもあり,
 
体験ともなります。
 
 
バプテスマを受けたものは,
 
キリストに覆(おお)われているのです。
 
 
 
旧約聖書のヘブル語で,
 
贖うという言葉は,
 
覆うと言うことを意味します。
 
 
 
この言葉は,キリストに覆われ,
 
包まれることを表わします。
 
 
それは,
 
イエス・キリストを信じるものが
 
キリストを着ることによって
 
成就します。
 
 
「皮の衣」には動物の犠牲がありました。
 
イエス・キリストの十字架で血を流した犠牲を
 
指しています。
 
 
2014-05-14