5月20日
ラボニ
(ヨハネ20:16)
「イエスは彼女に
『マリヤよ』と言われた。
マリヤはふり返って,
イエスにむかって
ヘブル語で『ラボニ』と言った。
それは,
先生という意味である。」
マグダラのマリアは,
復活のイエスに会います。
この体験は,
信じる者が共に喜ぶものです。
☆彡
(ヨハネ20:11-18)
マリヤは外で墓のところに
たたずんで泣いていた。
そして,泣きながら,
からだをかがめて墓の中をのぞき込んだ。
すると,ふたりの御使いが,
イエスのからだが置かれていた場所に,
ひとりは頭のところに,
ひとりは足のところに,
白い衣をまとってすわっているのが見えた。
彼らは彼女に言った。
「なぜ泣いているのですか。」
彼女は言った。
「だれかが私の主を取って行きました。
どこに置いたのか,
私にはわからないのです。」
彼女はこう言ってから,
うしろを振り向いた。
すると,イエスが立っておられるのを見た。
しかし,
彼女にはイエスであることがわからなかった。
イエスは彼女に言われた。
「なぜ泣いているのですか。
だれを捜しているのですか。」
彼女は,それを園の管理人だと思って言った。
「あなたが,あの方を運んだのでしたら,
どこに置いたのか言ってください。
そうすれば私が引き取ります。」
イエスは彼女に言われた。
「マリヤ。」彼女は振り向いて,
ヘブル語で,
「ラボニ(すなわち,先生)」
とイエスに言った。
イエスは彼女に言われた。
「わたしにすがりついていてはいけません。
わたしはまだ父のもとに上っていないからです。
わたしの兄弟たちのところに行って,
彼らに『わたしは,
わたしの父またあなたがたの父,
わたしの神またあなたがたの神のもとに上る』
と告げなさい。」
マグダラのマリヤは,行って,
「私は主にお目にかかりました」と言い,
また,主が彼女にこれらのことを
話されたと弟子たちに告げた。