(マタイ14:19-21)
「そしてイエスは,
群衆に命じて草の上にすわらせ,
五つのパンと二匹の魚を取り,
天を見上げて,それらを祝福し,
パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので,
弟子たちは群衆に配った。
人々はみな,食べて満腹した。
そして,
パン切れの余りを取り集めると,
十二のかごにいっぱいあった。」
ユダヤ人は,
第2のモーセであるメシア(キリスト)は,
モーセがしたことをみな行うと信じていました。
この奇蹟は,
天からのマナが再び降りさせた
イエスこそが
真のキリストであることを示しました。
イエスのこの動作は,
聖餐式の動作に似ています。
イエスの十字架と復活を暗示しています。
5千人に食べ物を与える
(マタイ14:15-21)
夕方になったので,
弟子たちはイエスのところに来て言った。
「ここは寂しい所ですし,
時刻ももう回っています。
ですから群衆を解散させてください。
そして村に行ってめいめいで
食物を買うようにさせてください。」
しかし,イエスは言われた。
「彼らが出かけて行く必要はありません。
あなたがたで,
あの人たちに何か食べる物を上げなさい。」
しかし,弟子たちはイエスに言った。
「ここには,
パンが五つと魚が二匹よりほかありません。」
すると,イエスは言われた。
「それを,ここに持って来なさい。」
そしてイエスは,
群衆に命じて草の上にすわらせ,
五つのパンと二匹の魚を取り,
天を見上げて,それらを祝福し,
パンを裂いてそれを弟子たちに与えられたので,
弟子たちは群衆に配った。
人々はみな,食べて満腹した。
そして,パン切れの余りを取り集めると,
十二のかごにいっぱいあった。
食べた者は,女と子どもを除いて,
男五千人ほどであった。
2021-01-23