朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

キリストの来臨の預言 (イザヤ11:1,2)

 

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(イザヤ11:1,2)
 
「エッサイの株から一つの芽が出,
 
その根から
 
一つの若枝が生えて実を結び, 
 
その上に主の霊がとどまる。
 
これは知恵と悟りの霊,深慮と才能の霊,
 
主を知る知識と主を恐れる霊である。」
 
 
 
「新芽」,「若枝」は,
 
ダビデの家系から出る王である
 
キリストを指します。
 
 
キリストの上に
 
聖霊(「主の霊」)がとどまります。
 
 
 
(マタイ3:16,17)
 
「イエスはバプテスマを受けるとすぐ,
水から上がられた。
すると,見よ,天が開け,
神の御霊がはとのように
自分の上に下ってくるのを,
ごらんになった。 
また天から声があって言った,
『これはわたしの愛する子,
わたしの心にかなう者である』。」
 
 

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(イザヤ11:3-5)
「彼は主を恐れることを楽しみとし,
その目の見るところによって,
さばきをなさず,
その耳の聞くところによって,
定めをなさず, 
正義をもって貧しい者をさばき,
公平をもって国のうちの
柔和な者のために定めをなし,
その口のむちをもって国を撃ち,
そのくちびるの息をもって
悪しき者を殺す。 
正義はその腰の帯となり,
忠信はその身の帯となる。」
 
 
このキリストは,イスラエルの王として,
 
国を「正義」と,「公平」によって導きます。
 
 
 
 
(イザヤ11:6-9)
「おおかみは小羊と共にやどり,
ひょうは子やぎと共に伏し,
子牛,若じし,
肥えたる家畜は共にいて,
小さいわらべに導かれ, 
雌牛と熊とは食い物を共にし,
牛の子と熊の子と共に伏し,
ししは牛のようにわらを食い, 
乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ,
乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。 
彼らはわが聖なる山のどこにおいても,
そこなうことなく,やぶることがない。
水が海をおおっているように,
主を知る知識が地に満ちるからである。」
 
 
キリストの来臨によって,
 
エデンの園における平和を宣言します。
 
 
 
 
(イザヤ11:10)
「その日,エッサイの根が立って,
もろもろの民の旗となり,
もろもろの国びとはこれに尋ね求め,
その置かれる所に栄光がある。」
 
 
 
「その日」とは,
 
終末のとき,
 
神の栄光が現れるときです。
 
 
神の国,神の民の回復の預言します。
 
 
 
☆彡
 

(イザヤ11:1-10)

 
1 エッサイの株から一つの芽が出,
その根から一つの若枝が
生えて実を結び, 
 
2 その上に主の霊がとどまる。
これは知恵と悟りの霊,
深慮と才能の霊,
主を知る知識と主を恐れる霊である。 
 
3 彼は主を恐れることを楽しみとし,
その目の見るところによって,
さばきをなさず,
その耳の聞くところによって,
定めをなさず, 
 
4 正義をもって貧しい者をさばき,
公平をもって
国のうちの柔和な者のために定めをなし,
その口のむちをもって国を撃ち,
そのくちびるの息をもって
悪しき者を殺す。 
 
5 正義はその腰の帯となり,
忠信はその身の帯となる。 
 
6 おおかみは小羊と共にやどり,
ひょうは子やぎと共に伏し,
子牛,若じし,
肥えたる家畜は共にいて,
小さいわらべに導かれ, 
 
7 雌牛と熊とは食い物を共にし,
牛の子と熊の子と共に伏し,
ししは牛のようにわらを食い, 
 
8 乳のみ子は毒蛇のほらに戯れ,
乳離れの子は手をまむしの穴に入れる。 
 
9 彼らはわが聖なる山のどこにおいても,
そこなうことなく,やぶることがない。
水が海をおおっているように,
主を知る知識が地に満ちるからである。 
 
10 その日,エッサイの根が立って,
もろもろの民の旗となり,
もろもろの国びとはこれに尋ね求め,
その置かれる所に栄光がある。
 
 
 
イザヤは,
 
紀元前8世紀に南ユダに
 
あらわれた預言者です。
 
 
旧約聖書の中で
 
最大の預言者の一人です。
 
 
イザヤは,
 
キリスト(メシヤ)の来臨の
 
預言をします。
 
 
 
2020-03-09