(ヨハネ11:25,26)
「わたしは復活であり,命である。
わたしを信じる者は,死んでも生きる。
生きていてわたしを信じる者はだれも,
決して死ぬことはない。
このことを信じるか。」
ラザロが病になり,
姉妹のマルタとマリアは,
イエスに知らせました。(3節)
しかしイエスはすぐに行かず,
ラザロは死んで葬られました。
イエスは,
葬られて四日たった後
ラザロのところに行きます。(17節)。
マルタは,イエスが来たなら,
ラザロは死ななかったのにと思いました。
イエスは,マルタの思いを知っていました。
イエスは,ラザロへの死の力と,
死に泣き崩れる人間の無力さへの,
「憤り」と悲しみでした。
(33,35,38節)
死とは,
命の源である父なる神から離れることです。
イエスこそ「復活であり,命」です。
この方を「信じる者は,死んでも生きる」のです。
復活の命によって,
神から切り離された死の闇から引き出され,
神の子として誕生します。
信仰に生きる私たちは,
まことの神の子イエスの命に結ばれ,
たとえ死んでも生き,
もはや決して死ぬことはありません。
2022-04-04