「イエスは,
この書に書かれていないしるしを,
ほかにも多く,弟子たちの前で行われた。
しかし,これらのことを書いたのは,
あなたがたがイエスは
神の子キリストであると信じるためであり,
また,そう信じて,
イエスの名によって命を得るためである。」
ヨハネの福音書の
著者のヨハネは,漁師でした。
彼は,自分を「イエスが愛した弟子」
(ヨハネ13:23,20:2)
と書いています。
☆
「神の子キリスト」(31)は
原文では「キリスト,神の子」
という順序で記されています。
(参照ヨハネ11:27)
ラザロの復活のときの
マルタのことばがあります。
(ヨハネ11:27)
「 彼女はイエスに言った。
『はい。主よ。
私は,あなたが世に来られる
神の子キリストである,
と信じております。』」
ヨハネの福音書は,
イエスは「キリスト」
すなわち
約束されたメシヤであるばかりでなく,
父のみもとから遣わされた
神の子でもあることを教えています。
「キリスト」とは,十字架の死によって,
人々を罪からの救い主です。
この方を信じることは
永遠の命を持つことになります。
(ヨハネ3:16,6:40)
2020-12-10