朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

「よいサマリヤ人」のたとえ (ルカ10:33)

f:id:john3-16:20211216232123j:plain

 

(ルカ10:33)
 
 
「ところが,あるサマリヤ人が,
 
旅の途中,そこに来合わせ,
 
彼を見てかわいそうに思い,
 
近寄って傷に
 
オリーブ油とぶどう酒を注いで,
 
ほうたいをし,
 
自分の家畜に乗せて
 
宿屋に連れて行き,
 
介抱してやった。」
 
 
 
イエス・キリストのたとえ話です。
 
 
「憐れに思い」は,
 
イエス・キリストの性格です。
 
 
イエス・キリストの言葉と業は,
 
この「憐れに思い」から
 
出ています。
 
 
 
このサマリヤ人は,
 
イエス・キリストご自身のことです。
 
 
強盗に襲われた人は,わたしたちです。
 
 
このイエス・キリストによって,
 
わたしたちは救われたのです。
 
 
 
イエスは,わたしたちに,
 
このサマリヤ人と
 
同じようにしなさいといいます。
 
「あなたも行って同じようにしなさい。」
 
(ルカ10:37)
 
 
わたしたちには,
 
イエスを信じることによって
 
サマリヤ人のようになります。
 
 
 
 
 
 
☆彡
 
 
「よいサマリヤ人」のたとえ
 
ルカ10:25-37(口語訳)
 
するとそこへ,ある律法学者が現れ,
イエスを試みようとして言った,
「先生,
何をしたら永遠の生命が
受けられましょうか」。
彼に言われた,
「律法にはなんと書いてあるか。
あなたはどう読むか」。
彼は答えて言った,
「『心をつくし,精神をつくし,
力をつくし,思いをつくして,
主なるあなたの神を愛せよ』。
また,『自分を愛するように,
あなたの隣り人を愛せよ』とあります」。
彼に言われた,
「あなたの答は正しい。
そのとおり行いなさい。
そうすれば,いのちが得られる」。
すると彼は自分の立場を
弁護しようと思って,
イエスに言った,
「では,わたしの隣り人とは
だれのことですか」。
イエスが答えて言われた,
「ある人がエルサレムから
エリコに下って行く途中,
強盗どもが彼を襲い,
その着物をはぎ取り,
傷を負わせ,半殺しにしたまま,
逃げ去った。
するとたまたま,
ひとりの祭司がその道を下ってきたが,
この人を見ると,
向こう側を通って行った。
同様に,
レビ人もこの場所にさしかかってきたが,
彼を見ると向こう側を通って行った。
ところが,あるサマリヤ人が
旅をしてこの人のところを通りかかり,
彼を見て気の毒に思い,
近寄ってきて
その傷にオリブ油とぶどう酒とを注いで
ほうたいをしてやり,
自分の家畜に乗せ,
宿屋に連れて行って介抱した。
翌日,デナリ二つを取り出して
宿屋の主人に手渡し,
『この人を見てやってください。
費用がよけいにかかったら,
帰りがけに,わたしが支払います』
と言った。
この三人のうち,
だれが強盗に襲われた人の
隣り人になったと思うか。」
彼が言った,
「その人に慈悲深い行いをした人です。」
そこでイエスは言われた,
「あなたも行って同じようにしなさい。」
 
 
 
2020-02-05