朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

エデンの園での命令 (創世記2:15-17)

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エデンの園での命令

 

(創世記2:15-17)

「主なる神は

人を連れて行ってエデンの園に置き,

これを耕させ,

これを守らせられた。

主なる神はその人に命じて言われた,

『あなたは園のどの木からでも

心のままに取って食べてよろしい。

しかし善悪を知る木からは

取って食べてはならない。

それを取って食べると,

きっと死ぬであろう』。」

 

禁断の木の実は,

人間の信仰,

倫理の発展のためでした。

 

それは.

人間の自制と克己のためでした。

 

ここでは

人間に意志の自由が与えられていました。

 

 

 

 

蛇の誘惑

 

(創世記3:1)

「神である主が造られた

あらゆる野の獣のうちで,

蛇が一番狡猾であった。

蛇は女に言った。

『あなたがたは,

園のどんな木からも食べてはならない,

と神は,

ほんとうに言われたのですか。』」

 

(創世記3;4)口語訳

「へびは女に言った,

『あなたがたは

 決して死ぬことはないでしょう。』」

 

 

ここでの蛇は,

ヘブル語では定冠詞がついています。

 

 

それは,特別な蛇をあらわしています。

 

次の聖書箇所から,

サタンを意味していることが

わかります。

 

 

(黙示録12:9)

「この巨大な竜,

すなわち,

悪魔とか,サタンとか呼ばれて,

全世界を惑わす,

あの古い蛇は投げ落とされた。

彼は地上に投げ落とされ,

彼の使いどもも彼とともに

投げ落とされた。」

 

 

サタンの最後はすでに示されています。

 

 

 

 

アダムとイブ,罪を犯す

 

(創世記3:6,7)

「そこで女が見ると,その木は,

まことに食べるのに良く,

目に慕わしく,

賢くするというその木は

いかにも好ましかった。

それで女はその実を取って食べ,

いっしょにいた夫にも与えたので,

夫も食べた。

このようにして,

ふたりの目は開かれ,

それで彼らは

自分たちが裸であることを知った。

そこで,彼らは,

いちじくの葉をつづり合わせて,

自分たちの腰のおおいを作った。」

 

 

 

 

へびへの裁き

 

(創世記3:14,15)口語訳

「主なる神はへびに言われた,

『おまえは,この事を,したので,

すべての家畜,野のすべての獣のうち,

最ものろわれる。

おまえは腹で,這いあるき,

一生,ちりを食べるであろう。

わたしは恨みをおく,

おまえと女とのあいだに,

おまえのすえと女のすえとの間に。

彼はおまえのかしらを砕き,

おまえは彼のかかとを砕くであろう」。

 

へびへの裁きは,

「最初の福音」でもあります。

 

アダムとイブが罪を犯した後,

神から与えられたものです。

 

「お前」とは,蛇すなわちサタンです。

 

「お前の子孫と女の子孫」とは,

キリストのことです。

 

「かかとにかみつく」とは,

キリストの十字架です。

 

サタンである蛇は,

相手に激しい苦痛をあたえても,

それは致命的なものになりません。

 

「頭を砕く」とは,

サタンの致命的な打撃です。

 

サタンに対する

完全な勝利を示しています。

 

キリストは,

蛇のきずなから解放してくださいます。

 

キリストが

サタンに打ち勝つことによって,

わたしたちを罪,死,

サタンから解放してくださいます。