○
創世記
（創世記２：７口語訳）
「主なる神は土のちりで人を造り，
命の息をその鼻に吹きいれられた。
そこで人は生きた者となった。」
（ガラテヤ４：６口語訳）
「このように，
あなたがたは子であるのだから，
神はわたしたちの心の中に，
『アバ，父よ』と呼ぶ御子の霊を
送って下さったのである。」
信仰は，
神に生かされていることを
知ることです。
そうすると，
生きることが
実感できるのです。
○
ノア
（へブル１１：７口語訳）
「信仰によって，
ノアはまだ見ていない事がらについて
御告げを受け，
恐れかしこみつつ，
その家族を救うために箱舟を造り，
その信仰によって世の罪をさばき，
そして，
信仰による義を受け継ぐ者となった。」
ノアは才能があったのではありません。
神の選びがあり，
ノアには信仰がありました。
雨も降らないのに，船を造りました。
周りの人も，家族も
雨のふることを信じませんでした。
しかし，ノアは神に従いました。
神はノアを洪水から救いました。
○
神はアブラハムを召す。
（ヘブル１１：８口語訳）
「信仰によって，アブラハムは，
受け継ぐべき地に出て行けとの
召しをこうむった時，
それに従い，
行く先を知らないで出て行った。」
この後，アブラハムは
年を取って子が与えられます。
子供のイサクが生まれたのは，
喜びでした。
イサクの名前の意味は笑いです。
望のない人に，
望みが与えられたのです。
（ヘブル１１：８－１２口語訳）
「信仰によって，アブラハムは，
受け継ぐべき地に
出て行けとの召しをこうむった時，
それに従い，
行く先を知らないで出て行った。
信仰によって，
他国にいるようにして約束の地に宿り，
同じ約束を継ぐイサク，
ヤコブと共に，幕屋に住んだ。
彼は，
ゆるがぬ土台の上に建てられた都を，
待ち望んでいたのである。
その都をもくろみ，
また建てたのは，神である。
信仰によって，
サラもまた，年老いていたが，
種を宿す力を与えられた。
約束をなさったかたは真実であると，
信じていたからである。
このようにして，
ひとりの死んだと同様な人から，
天の星のように，
海べの数えがたい砂のように，
おびただしい人が
生れてきたのである。」
○
青銅のへび
（民数２１：８，９口語訳）
「そこで主はモーセに言われた，
『火のへびを造って，
それをさおの上に掛けなさい。
すべてのかまれた者が仰いで，
それを見るならば生きるであろう』。
モーセは青銅で一つのへびを造り，
それをさおの上に掛けて置いた。
すべてへびにかまれた者は
その青銅のへびを
仰いで見て生きた。」
イスラエルの民は，
エジプトを脱出後の荒野で，
蛇にかまれます。
そこで，神はモーセに
「青銅の蛇」を造らせます。
「青銅の蛇」を仰ぎ見た者は，
いやされました。
（民数２１：４－９口語訳）
「民はホル山から進み，
紅海の道をとおって，
エドムの地を回ろうとしたが，
民はその道に堪えがたくなった。
民は神とモーセとにむかい，
つぶやいて言った，
『あなたがたは
なぜわたしたちを
エジプトから導き上って，
荒野で死なせようとするのですか。
ここには食物もなく，
水もありません。
わたしたちは
この粗悪な食物はいやになりました』。
そこで主は，
火のへびを民のうちに送られた。
へびは民をかんだので，
イスラエルの民のうち，
多くのものが死んだ。
民はモーセのもとに行って言った，
『わたしたちは主にむかい，
またあなたにむかい，
つぶやいて罪を犯しました。
どうぞへびをわたしたちから
取り去られるように
主に祈ってください』。
モーセは民のために祈った。
そこで主はモーセに言われた，
『火のへびを造って，
それをさおの上に掛けなさい。
すべてのかまれた者が仰いで，
それを見るならば生きるであろう」。
モーセは青銅で一つのへびを造り，
それをさおの上に掛けて置いた。
すべてへびにかまれた者は
その青銅のへびを
仰いで見て生きた。』」
（出１５：２６口語訳）
「言われた，
『あなたが，もしあなたの神，
主の声に良く聞き従い，
その目に正しいと見られることを行い，
その戒めに耳を傾け，
すべての定めを守るならば，
わたしは，
かつてエジプトびとに下した
病を一つもあなたに下さないであろう。
わたしは主であって，
あなたをいやすものである』」。
☆
イエスはいやし主である
（ヨハネ３：１４－１６口語訳）
「そして，ちょうどモーセが
荒野でへびを上げたように，
人の子もまた
上げられなければならない。
それは彼を信じる者が，
すべて永遠の命を得るためである」。
神はそのひとり子を賜わったほどに，
この世を愛して下さった。
それは御子を信じる者が
ひとりも滅びないで，
永遠の命を得るためである。」
青銅の蛇は，
イエス・キリストの十字架の型でした。
○
バラムとろば
（民数記２２：２２，２３口語訳）
「ろばは主の使が，
手に抜き身のつるぎをもって，
道に立ちふさがっているのを見，
道をそれて畑にはいったので，
バラムは，
ろばを打って道に返そうとした。
しかるに主の使はまたぶどう畑の間の
狭い道に立ちふさがっていた。
道の両側には石がきがあった。」
神の思いと違うことをすると，
神はストップをかけてくださいます。
ここでは，神はろばを用いました。
○
神は不思議
（申命記２６：８，９口語訳）
「主は強い手と，伸べた腕と，
大いなる恐るべき事と，
しるしと，不思議とをもって，
われわれをエジプトから導き出し，
われわれをこの所へ連れてきて，
乳と蜜の流れるこの地を
われわれに賜わりました。」
神は不思議な方です。
イスラエルの民の，
荒野での，信仰の告白です。
神は不思議な方として，
示しています。
☆彡
（申命記２６：６－１１口語訳）
「ところがエジプトびとは
われわれをしえたげ，
また悩まして，
つらい労役を負わせましたが，
われわれが先祖たちの神，
主に叫んだので，
主はわれわれの声を聞き，
われわれの悩みと，
骨折りと，しえたげとを顧み，
主は強い手と，伸べた腕と，
大いなる恐るべき事と，
しるしと，不思議とをもって，
われわれをエジプトから導き出し，
われわれをこの所へ連れてきて，
乳と蜜の流れるこの地を
われわれに賜わりました。
主よ，ごらんください。
あなたがわたしに賜わった
地の実の初物を，
いま携えてきました。
そしてあなたはそれをあなたの神，
主の前に置いて，
あなたの神，主の前に礼拝し，
あなたの神，
主があなたとあなたの家とに
賜わったすべての良い物をもって，
レビびとおよびあなたのなかにいる
寄留の他国人と共に
喜び楽しまなければならない。」
イスラエルの民が奴隷であったエジプトから
脱出したときの信仰告白です。
アブラハム契約の地上的実現としています。
エジプト滞在中の人口増加と
奴隷状態からの救出の
みわざと約束の地への導入と見なします。
アブラハム契約を
地上的な実現と見なしています。
「主よ，ごらんください。
あなたがわたしに賜わった地の実の初物を，
いま携えてきました」（10）と言います。
主にささげ，主を礼拝しています。
そして，
主が与えたすべての恵み「良い物」を，
家族やレビ人，
在留異国人と共に食べます（11）。
○
恐れない
（ヨシュア１：９口語訳）
「わたしはあなたに命じたではないか。
強く，また雄々しくあれ。
あなたがどこへ行くにも，
あなたの神，
主が共におられるゆえ，
恐れてはならない，
おののいてはならない」。
悪魔は，
わたしたちを恐れさせようとします。
困難を恐れないことによって，
わたしたちは困難に
打ち勝つことができます。
○
ギデオン
（へブル１１：３２－３４口語訳）
「このほか，何を言おうか。
もしギデオン，バラク，サムソン，
エフタ，ダビデ，サムエル及び
預言者たちについて
語り出すなら，
時間が足りないであろう。
彼らは信仰によって，
国々を征服し，
義を行い，
約束のものを受け，
ししの口をふさぎ，
火の勢いを消し，
つるぎの刃をのがれ，
弱いものは強くされ，
戦いの勇者となり，
他国の軍を退かせた。」
ギデオンは，
自分を「弱い者」だと言いますが，
神はギデオンを選びます。
（士師記６：１５口語訳）
「ギデオンは主に言った，
『ああ主よ，
わたしはどうしてイスラエルを
救うことができましょうか。
わたしの氏族はマナセのうちで
最も弱いものです。
わたしはまたわたしの父の家族のうちで
最も小さいものです』。
戦うために鮮鋭の兵を選びました。
（士師記７：７口語訳）
「主はギデオンに言われた，
『わたしは
水をなめた三百人の者をもって，
あなたがたを救い，
ミデアンびとをあなたの手にわたそう。
残りの民は
おのおのその家に帰らせなさい』」。
このコロナの時代，
少ない信徒でも
福音を宣べ伝えたい。
☆
信仰について，
ヘブル書が説明しています。
（へブル１：１，２口語訳）
「神は，むかしは，預言者たちにより，
いろいろな時に，いろいろな方法で，
先祖たちに語られたが，
この終りの時には，御子によって，
わたしたちに語られたのである。
神は御子を万物の相続者と定め，
また，御子によって，
もろもろの世界を造られた。」
旧約聖書の信仰は，
完全ではありませんでした。
（へブル１１：３９口語訳）
「さて，これらの人々はみな，
信仰によってあかしされたが，
約束のものは受けなかった。」
信仰は，
イエス・キリストが完成しました。
（へブル１２：２口語訳）
「信仰の導き手であり，
またその完成者である
イエスを仰ぎ見つつ，
走ろうではないか。
彼は，
自分の前におかれている喜びのゆえに，
恥をもいとわないで十字架を忍び，
神の御座の右に座するに
至ったのである。」
○
救いを求める
（詩編１２１：１，２口語訳）
「わたしは山にむかって目をあげる。
わが助けは，
どこから来るであろうか。
わが助けは，
天と地を造られた主から来る。」
空腹，眠たいとき，
わたしたちが神を求めます。
必要なことがあるのは，
わたしたちが神でないから，
神に求めているのです。
○
（詩編１２１口語訳）
都もうでの歌
「わたしは山にむかって目をあげる。
わが助けは，
どこから来るであろうか。
わが助けは，
天と地を造られた主から来る。
主はあなたの足の
動かされるのをゆるされない。
あなたを守る者はまどろむことがない。
見よ，イスラエルを守る者は
まどろむこともなく，
眠ることもない。
主はあなたを守る者，
主はあなたの右の手をおおう陰である。
昼は太陽があなたを撃つことなく，
夜は月があなたを撃つことはない。
主はあなたを守って，
すべての災を免れさせ，
またあなたの命を守られる。
主は今からとこしえに至るまで，
あなたの出ると入るとを
守られるであろう。」
２０２０．８．１０ １２：００
緑町 マクドナルドにて
