朝の光,夕べの雲

キリスト教,聖書の記事

青銅の蛇 (民数記21:4-9)

青銅の蛇

 

(民数記21:8,9)口語訳

「そこで主はモーセに言われた,

『火のへびを造って,

それをさおの上に掛けなさい。

すべてのかまれた者が仰いで,

それを見るならば生きるであろう。』

モーセは青銅で一つのへびを造り,

それをさおの上に掛けて置いた。

すべてへびにかまれた者は

その青銅のへびを仰いで見て生きた。」

 

イスラエルの民が,荒野で

蛇にかまれたとき,

青銅の蛇を仰ぎ見た人は救われました。

 

仰ぎ見ない人は死にました。

 

イエスの救いの業を仰ぎ見る人は

救われます。

 

 

 

 

青銅の蛇

 

(民数記21:4-9)口語訳

民はホル山から進み,

紅海の道をとおって,

エドムの地を回ろうとしたが,

民はその道に堪えがたくなった。

民は神とモーセとにむかい,

つぶやいて言った,

「あなたがたはなぜわたしたちを

エジプトから導き上って,

荒野で死なせようとするのですか。

ここには食物もなく,

水もありません。

わたしたちはこの粗悪な食物は

いやになりました」。

そこで主は,

火のへびを民のうちに送られた。

へびは民をかんだので,

イスラエルの民のうち,

多くのものが死んだ。

民はモーセのもとに行って言った,

「わたしたちは主にむかい,

またあなたにむかい,

つぶやいて罪を犯しました。

どうぞへびをわたしたちから

取り去られるように

主に祈ってください」。

モーセは民のために祈った。

そこで主はモーセに言われた,

「火のへびを造って,

それをさおの上に掛けなさい。

すべてのかまれた者が仰いで,

それを見るならば生きるであろう」。

モーセは青銅で一つのへびを造り,

それをさおの上に掛けて置いた。

すべてへびにかまれた者は

その青銅のへびを仰いで見て生きた。

 

 

 

 

イエスはこのできごとを受けて

次のように言います。

 

(ヨハネ3:14―16)口語訳

「『ちょうど

モーセが荒野でへびを上げたように,

人の子もまた

上げられなければならない。

それは彼を信じる者が,

すべて永遠の命を得るためである。』

神はそのひとり子を賜わったほどに,

この世を愛して下さった。

それは御子を信じる者が

ひとりも滅びないで,

永遠の命を得るためである。」