(マルコ15:37-39)
「それから,
イエスは大声をあげて息を引き取られた。
神殿の幕が上から下まで真っ二つに裂けた。
イエスの正面に立っていた百人隊長は,
イエスがこのように
息を引き取られたのを見て,
『この方はまことに神の子であった』
と言った。」
百人隊長は,
イエスを「神の子」として認めます。
十字架のイエス・キリストは,
罪のない方,神の子でした。
わたしたちの罪の身代わりとして
十字架にかかりました。
(1ペテロ2:24,25)
○
マルコの福音書の伝えたかったことは,
イエス・キリストが神の子であるという
福音です。
(マルコ1:1)
「神の子イエス・キリストの
福音のはじめ。」
☆
百人隊長は,処刑を監督していました。
彼は正面に立って十字架の一部始終を観察し,
最後に「この方はまことに神の子であった」
と告白します。
彼にとって見慣れた処刑場面に,
これまでとは全く異なる,
体験をしたからです。
2020-11-02