山上の説教
(マタイ5:1,2,3)
「この群衆を見て,
イエスは山に登り,
おすわりになると,
弟子たちがみもとに来た。
そこで,イエスは口を開き,
彼らに教えて,言われた。
『心の貧しい者は幸いです。
天の御国は
その人たちのものだから。』」
イエスの教えは,逆説があります。
「貧しい者は幸い」だといいます。
主にあって,
主以外ない者は幸いなのです。
(マタイ5:3-12)
「心の貧しい者は幸いです。
天の御国はその人のものだからです。
悲しむ者は幸いです。
その人は慰められるからです。
柔和な者は幸いです。
その人は地を相続するからです。
義に飢え渇いている者は幸いです。
その人は満ち足りるからです。
あわれみ深い者は幸いです。
その人はあわれみを受けるからです。
心のきよい者は幸いです。
その人は神を見るからです。
平和をつくる者は幸いです。
その人は神の子どもと
呼ばれるからです。
義のために迫害されている者は幸いです。
天の御国はその人のものだからです。
わたしのために,ののしられたり,
迫害されたり,
また,ありもしないことで
悪口雑言を言われたりするとき,
あなたがたは幸いです。
喜びなさい。喜びおどりなさい。
天においてあなたがたの報いは
大きいのだから。
あなたがたより前に来た預言者たちも,
そのように迫害されました。」